38.むし歯は生活習慣病…頻度多く長時間はダメ
歯に悪い飲食習慣とはどんなでしょう?短期間に同時多発むし歯になってしまった方々の話をよく聴いてみると分かる事があります。
お上品なおばあちゃま「半年前からカラオケに誘われて毎日のように行くようになったんだけれど、喉がガラガラするのでテーブルに氷砂糖を山のように積んでそれをみんなで舐めながらカラオケやっていたんですよ。」や、
頑強そうな長距離トラックの運転手「どうしても眠くなるので微糖ですけど缶コーヒーをチビチビ飲みながら運転してました。」や、
ミカン農家の奥さん「喉が渇いたりおやつって言えばミカンを食べます。そうですねえ日に10個以上は食べてますね。」や、
スポーツ少年のお母さん「体に良いと聞いたので練習や試合中の飲み物と言えば水よりもスポーツ飲料を飲ませてます。」等。
それぞれが普通と思っていた生活習慣ですが、頻繁にまたは長時間お口に飲食物(主に果糖も含め糖分など)が入っている生活をしているとお口の中が酸性に傾き、石のように硬い歯でさえも溶かしてしまい(脱灰)、自浄作用という唾液で歯やお口がキレイに洗われ唾液中のカルシュームやリンが沈着し再び再石灰化するチャンスが奪われ、むし歯になってしまいます。その生活習慣を振り返ってみましょう。
2013年9月26日