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静岡市清水歯科医師会

8月2007

03.「患者・歯医者 二人三脚でお口の健康管理」…「歯がなくなるのは何故?」

年をとれば歯が抜けるのは仕方がないと思っていませんか?目も耳も左右2つづつ、鼻は真ん中に一つありますが、年をとったからといって鼻がなくなる人はいません。人間が生きるのに必要な体のパーツが年齢とともになくなってしまうのは何故でしょうか?

人間は文明を持ち、より美味しく食品を加工して味付けをして食べるようになりました。生物としての人間本来の食生活から離れていくにしたがい、お口の中に誰もが持っているバイ菌(口腔内常在菌)の作用で、むし歯や歯周病にかかったり、怪我などで年とともに歯を失ってしまうことがあるからなのです。

まずは、自分の歯が今何本あるのか興味を持ちましょう。さあ、舌で全部の歯を触れますか?舌の運動にもなりますのでやってみましょう。奥の方から順に歯の境目や間、外側などを触ってみてください。どこか異常はないですか?でも自分で気がつくのは限界があります。

歯科医院で年に数回は定期検査をして現状維持に努めれば8020どころか、80歳で27本の歯となるはずですね。キーワードは「患者と歯医者・・・二人三脚で!」